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WEBを共に愉しむ。

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地図サービスの未来の形かも

Dual Mapsというマッシュアップサイトをみつけました。
Google Maps、Google StreetView、VirtualEarthのBird’sEyeを並べた画面を生成してくれます。
生成した画面はこんな感じになります。→Dual Maps
真上から描かれた地図、地上から撮影した写真、空中から撮影した斜め写真、を並べて表示するだけなのですが、これが想像以上に良い感じになります。
会社やお店の紹介などに使うとよいのかも。(今のところUSでしか使えませんが)
あとは、地図と斜め写真が回転できれば最高なんですが。
地図はFlashにすれば回転できますが、斜め写真はなんとかならないものか。
斜め写真もStreetViewのように、全周囲カメラで撮ったらおもしろいかも。

受動系ソーシャルブックマーキングってなんだ?

受動系ソーシャルブックマーキング「ザッピング」というサービスを会社の人に教えてもらいました。受動系ソーシャルブックマーキングって、なんだかピンときませんが説明にはこんなことが書いてありました。

ブログやWebサイトから以下のデータを取得します。
* どんな検索ワードでブログにきたか
* そのワードできた人が何秒間サイトを見ているか
ブロガーさんにとっては、新たな集客のための導線となります。 また、検索エンジン対策(SEO)にも効果的です。

仕組みは理解できますが、実際に動いてる姿や導線を想像できない。というわけで早速はってみることにしました。
CNET Japan:ブログウォッチャー、タグ付け不要の「受動系」ソーシャルブックマークサービスを開始
運営元はリクルート子会社のブログウォッチャーさんなんですね。
ブログウォッチャーといえば、以前からSHOOTIというサービスもやっていますが、こんなことも書かれてしまっていたりして、どうなのか。

もっと自由に地図を使う – Open Street Map – 基盤地図情報

 GoogleやYahoo! に代表される地図APIの普及によって、地図を使ったWebサイトを作ることが本当に簡単になりました。しかしながら、昔ながらのGISをやってきた人間からすると、やはり出来合いの完成された地図の上に情報を載せるだけというのは、なんだか物足りなくなさを感じてきてしまうものです。
 かといって、自前で地図を持とうとすると、信じられない桁のお金が必要となってしまいます。
そんな時代がもう何年も続いてきましたが、いよいよ地図データを自由に使える時代がやってくるかもしれません。
 そんな期待をさせてくれるのだが、Open Street Map基盤地図情報です。
 OpenStreetMapは、いわばWikipediaの地図版といえるもので、ユーザーの手によって世界中の地図を完成させてしまおうという壮大なプロジェクトです。
 GPSのログからデータをトレースするというのが、ちょっとライトユーザーには敷居が高い気もします。
ベースになる航空写真だけでもなんとか用意してやって、簡易図化ができるような仕組みを用意してやると、ゲーム感覚で地図を作れるようになり、爆発的にデータが増えていったりしないかなとか思ったりします。
 もうひとつの基盤地図情報ですが、これはもうだいぶ前から騒がれていましたが「地理空間情報活用推進基本法」に基づいて公開される、国や地方自治体が整備した地図情報ということのようです。最初はかなり限定された地域のみの公開のようですが、これから果たしてどれくらい本気でデータを整備してくるのか、法律ができたからしょうがなくデータ整備しているだけなのか、今後が楽しみなところです。
 というわけでふたつのプロジェクトとも、使えるデータという意味ではまだまだのようなのですが、うまく互いが共鳴し補完しあえるような方向にいってくれないかなと他人事ながら考えていたりします。

日本でも斜め写真が見れるかも?

国際航業が米国ピクトメトリー社と斜め写真取得の技術ライセンス締結をしたようです。

http://www.kkc.co.jp/info/newsrelease/20080226/index.html
「ピクトメトリー多方向斜め画像取得システム」の日本での独占使用権と画像所有権、エンドユーザーへの使用許諾権を獲得すると同時に、ピクトメトリー社および他国のライセンシー社が保有する画像ライブラリの相互使用も可能となります。

斜め写真の何をいまさら海外から技術導入のするのかと思いきや、5台のカメラで同時に撮影するシステムの技術導入だそうです。
プレス内容の、
・「高さ、距離、面積などの計測が可能」や
・「GIS(地理情報システム)ソフトとの連携が可能(ESRIやSIS等)」
といった文面から推測するには、写真の撮影位置・方位の標定なんかもやってくれるのでしょう。
このピクトメトリーという会社を調べてみたら、マイクロソフトのLive Search Mapsに斜め写真を提供している会社なんですね。
ということは、日本国内の斜め写真を同サイトで見ることができる日も近いのかもしれません。

Google Static Maps API の制限事項

一つ前の記事に「サーバサイドで画像の加工処理をすると面白そう」という趣旨のことを書いたのですが、IPアドレスによる制限があるために現実的ではなさそうですね。

Google Static Maps API の表示制限 – Cirius Lab.
Google Static Maps API ですが、「1ユーザあたり1日1000ユニーク画像まで」という制限があります。

というわけで、1ユーザーというのは、1クライアントIPアドレスになるようです。

ちなみに、APIKeyによる制限はリファラーを見てるっぽいですね。

GoogleのStaticな地図画像API

 Google Static Maps APIがリリースされていました。
JavaScriptでぐりぐり動くGoogle Maps APIと異なり、名前のとおり静止画像が返されます。
ですので、imgタグを使って地図画像を張ることができます。

これで何がうれしいのか?
JavaScriptに依存しないということは、使用できるプラットフォームの幅が大きく拡がります。
 第一に思いつくのがモバイルです。JavaScriptが使えないスタティックなWebサイト構築にも、Googleの地図を張り込むことができます。親切なことに、「maptype=mobile」なんてパラメータも用意されています。
 実は一部のマッシュアップサイトでは、このAPI相当のものを勝手に?使用しているケースがありました。こういったサイトも含めて、今後は大手を振ってサイト構築できることでしょう(笑)。
 さらには、スクリプト等のプログラム自体から画像を取得することができますので、この画像をさらに加工するという用途が思いつきます。
(※ただし、利用規約でこの使い方が許されているかは、まだ確認していません…)
 例えば画像の上に絵を描いたり、色調を変えてしまったりなどなど。これはGoogle Maps APIでも、タイルの仕様を解析すれば可能でしたが、より間単になったと思います。
 
 と思いましたが、画像4隅の座標を取得するには、メルカトル座標の計算とか必要なので、それなりに手間はかかりそうですね…

地図のラベル位置を機械が決めることができるか?

 地図のラベル位置を調整するのって、大変ですね。
というか手作業でがんばってるんですね。というお話。

地図は表現が勝負
シンボルの位置もゲレンデ的に自然な場所になってます。
ホテルのラベルも縦書きとかで位置調整してる。交差点名は足を出して処理。紙地図的でじつに素晴らしい。

 これを機械がやってくれたら、素敵ですね。というお話。

GIS的には
Yahooのホテル付近の例みたいな凝ったラベル位置調整を、汎用的なデータ(ラベルの表示位置を調整するような属性がほとんど入ってないもの)から、それらしく自動生成できるようなアルゴリズムとか暇ができたら考えてみよう*4。あと建物形状の中に表札を(計算で)綺麗に収めるようなアルゴリズムとか。そういうのの需要がある代表はやっぱり日本のような気がする。

 簡単な建物形状の中に収めるくらいならできそうですね。
でも意外と変な形の建物ってたくさんあるものです。
そういったものに完全対応させるためには、かなり骨の折れるプログラムを書く必要がありそうです。
 GISアプリのほとんどが海外製であっためか、細やかなラベル処理を汎用的に実現したものは見たことがありません。
おきまりの方法は、ラベルが(他のラベルや地物と)重ならない程度に間引きするという程度のものだったと思います。
その道の研究テーマなどにはよくあがっていたと思いますので、需要は昔から確実にあったのでしょう。
 GoogleMapsやらでこの世界のいろいろなことがドラスティックに変わりましたが、なかなか変わらない部分もあるものです。
とはいえ、この手のことに取り組むエンジニアの量も幅も拡がってきているので、GISエンジニアとは違う視点から、あっさりと実現させられてびっくりするのかもしれません。

ジオメディア新年会へ行ってきました

 先日書いたとおり、ジオメディア新年会へ行ってきました。
 この手の集まりへ参加するのはけっこう久しぶりでしたが、相変わらずの濃い面々からいろいろとネタを仕入れさせていただき、とっても有意義な時間を過ごせました。
 なかなか雰囲気の良いカフェが会場だったのですが、とにかく熱気と人の多さがすごかったです。50人くらいだったらしいですが、正直狭かったです(笑)
 ライトニングトークでは、ロカポさんの<これはすごい>な新しいサービス(近々発表予定?)や、シリウスラボさんからリリースされたついついツイッターの紹介などがありました。自分もさっそく使っている「ついついツイッター」ですが、日経産業新聞の一面(だったかな?)にも載ったらしいです。
 おなじみの面々が多かったですが、初めてお会いする方もけっこういらっしゃり、いろいろとサービスやアイデアの交換をさせていただきました。どこかしらで何か活かしていければなぁと思うしだいであります。
 
 こういった場を作っていただいたシリウスラボさん、Googa小山さん、ここギコさんには本当に感謝です。

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