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地図の場所を返してくれるTwitterボットの「どこったー」君をつくりました+ソース公開しました

@hori_suke_9さんと@lighteijiさんに煽られて、30分(公称)で作ってみました。
Twitterボットの「どこったー」君です。



 
@twitmapに場所をつぶやくと、該当する地図のURLを返信してくれます。

twitterユーザー同士で、集合場所や地図を共有したいときに便利かもしれません。
アイコンの作成と名称の考案は、Gisukeさんがやってくれました。ありがとうございます!!

 Google App Engine + Twitter API + Yahoo!地図 APIのマッシュアップサンプルとしても良い感じに仕上がった気がするので、ソースを公開してみました。
地図が見つからなかったときの文言を修正したい人や、
似たような開発を検討している方がいましたら、どうぞ参考にしてみてください。
twittmap – Google Code

 
今後は、つぶやき解析の精度を高める工夫を検討しつつ、なるべくユニークな(変な)機能を中心に実装していこうと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

※場所だけでなく、周辺のおすすめスポットを返してくれる「ここらっと」君もおすすめです。

ここらっとがtwitterでおすすめスポットをつぶやくよ

twitterで@cocoratに対して問いかけると、おすすめスポットをつぶやきます。

例)「@cocorat  L:静岡駅  おでん」

※Web系情報マガジンのDspoonさんでさっそく紹介していただきました。ありがとうございます!

ユニークな返信をしてくれるTwitterボット | Dspoon

FOSS4G 2008 TOKYO へ行ってきた

 FOSS4G 2008 TOKYO というフリー&オープンなGISのイベントに行ってきました。
なんとなく、ジオメディアサミットの規模がイメージにあったため、それよりは人がまばらな印象でしたが、しばらく追っかけていない間にオープンソースGISは確実に進化していて、特にKMLやGoogle Maps等のタイル画像へ対応したソリューションが続々と出てきているのが印象的でした。

 そして今回一番の目当てであったOpenStreetMapのことをいろいろとお聞きできたのは、とても収穫でした。「自分たちの街のことは、自分たちが一番よく知っている、だから自分たちの街の地図は自分たちで作る」というテーマは、最近の地域系ソーシャルサービスにもつながるところがあるなぁと思ったり。
 自転車でGPSを背負ってデータを取ってくる話だとか、登山道とか整備できたら楽しいよね、みたいな話が出ていたので、matoyanさんのところのサイトのユーザーと、いろいろと一緒にできたら良いのかなと思ったり!?。

 農業環境技術研究所の岩崎さんからは、歴史的農業環境閲覧システムの迅速測図公開までの裏話的な話がありました。自分が勝手に懸念していたパフォーマンスの点もちゃんと考慮がされていて(しかもかなりの苦労をされて!)公開にこぎ着けたようで素晴らしかったです。
研究機関などでは、研究成果としてこういった地理データがいっぱい眠っているらしく、自分も以前から思っていはいるのですが、なんとかこういったデータをもっとわかりやすく、一般の人たちの目に触れるところで公開できるようにできないかなぁと思ったりしています。

 他にも、ポストマップの人がgogaの人になってたり、懇親会のライトニングトークで学生たちの活動がやたらと熱かったり、ジオメディアサミット忘年会の開催が決定?していたりと、
とても楽しいイベントでありました。

Geolocation API についてまとめてみた

Googleから、Gears API というブラウザをオフラインで使用するための拡張機能が提供されています。その中の一つに、Geolocation APIという機能が用意されています。
このGeolocation API を使うと、GPS、WI-FI、IPアドレスといった情報から、ブラウザ利用者の位置を取得することができるようになります。

端末にGearsがインストールされている必要がありますが、位置取得のためのコードは、JavaScriptを使ってシンプルに書くことができます。


var geo = google.gears.factory.create('beta.geolocation');
geo.getCurrentPosition( function(pos) {
alert('lat:' + pos.latitude + ',lon:' + pos.longitude); });

一方Firefoxには、「Geode」という似たような機能をもつアドオンが提供されています。
こちらはWI-FIからの位置情報のみですが、JavaScriptを使って同じように記述することができます。


navigator.geolocation.getCurrentPosition(function(pos) {
alert( pos.latitude + ", " + pos.longitude );
})

よーくみてもらうとわかるのですが、Geodeの位置情報取得コードは、GearsのGeolocationAPIとまったく同じ名称のオブジェクトとメソッドが使われています。

これはどういうことかというと、実はGeolocation API自体が、W3Cによって策定が進められているオープンな仕様なのです。
-Geolocation API Specification

さらにいうと、W3CのGeolocation API Specification策定には、GoogleのGeolocation API開発者が大きく関わっているようなのです。
このGeolocation API SpecificationはHTMLの次バージョンであるHTML5で標準化される方向に進んでいるようです。
※追記 GeolocationとHTML5は別物だとコメントをいただきました。

Gearsについては、Database APIとHTML5の「Client-side DB」が対応していたりと、HTML5のテクノロジープレビュー的な意味合いも持っているのかもしれません。

今のところは一部ブラウザのアドオン機能でしかないGeolocation APIではありますが、HTML5に採用されるようになると、ブラウザが標準で機能を提供するようになりますので、一気に広まることが期待されます。

特にiPhoneのSafariでは、HTML5のローカルキャッシュをすでに実装しているという流れもあり、HTML5準拠のGeolocation APIを実装してくることは、ほぼ間違いないように思います。

今までは、
携帯電話のGPSから位置情報の取得をキャリア別に実装したり、
PlaceEngineを使ってWI-FIから位置情報を特定したり、
IPアドレスから位置情報を割り出すデータベースを利用したり
様々な位置情報取得技術を個別で実装する必要がありました。
今後はこういった作業から開発者が解放され、位置情報を活用したサービスがますます増えていくことが期待されるのであります。

日本でも斜め写真が見れるかも?

国際航業が米国ピクトメトリー社と斜め写真取得の技術ライセンス締結をしたようです。

http://www.kkc.co.jp/info/newsrelease/20080226/index.html
「ピクトメトリー多方向斜め画像取得システム」の日本での独占使用権と画像所有権、エンドユーザーへの使用許諾権を獲得すると同時に、ピクトメトリー社および他国のライセンシー社が保有する画像ライブラリの相互使用も可能となります。

斜め写真の何をいまさら海外から技術導入のするのかと思いきや、5台のカメラで同時に撮影するシステムの技術導入だそうです。
プレス内容の、
・「高さ、距離、面積などの計測が可能」や
・「GIS(地理情報システム)ソフトとの連携が可能(ESRIやSIS等)」
といった文面から推測するには、写真の撮影位置・方位の標定なんかもやってくれるのでしょう。
このピクトメトリーという会社を調べてみたら、マイクロソフトのLive Search Mapsに斜め写真を提供している会社なんですね。
ということは、日本国内の斜め写真を同サイトで見ることができる日も近いのかもしれません。

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