イギリスではオンライン広告費がTV広告費を超えたらしいです。

-英:オンライン広告が今年TV広告を超す
http://adinnovator.typepad.com/ad_innovator/2008/06/tv.html

一方の日本では、今年の初めにようやく雑誌の広告を抜いたところです。


ネットの本流は、iPhoneのように「既存メディアにないような」革新的なインタフェースを創造できる点にあります。だけどまだまだ取りこぼしがあるような気がします。これは出版業界・放送業界が粘っているのか?もしくは日本のネット企業がサボっているのでしょうか?
STUDIO VOICEで「本は消えない!」という特集がくまれていました。本の人たちは空気を感じ取っているのでしょうか。確かに本は面白いので、消えることはないのですが、これはもはや敗北宣言のような気さえしてきます。
ネットがまだ普及する前、10年以上前にも同じようなことが言われていました。
「本が売れない」
「雑誌しか売れない」
そのころの雑誌の役割をネットがしているのだとすれば、雑誌の運命は決まっているし、ネットが刈り取るべきところも自ずと決まってくるような気がします。