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日本でも斜め写真が見れるかも?

国際航業が米国ピクトメトリー社と斜め写真取得の技術ライセンス締結をしたようです。

http://www.kkc.co.jp/info/newsrelease/20080226/index.html
「ピクトメトリー多方向斜め画像取得システム」の日本での独占使用権と画像所有権、エンドユーザーへの使用許諾権を獲得すると同時に、ピクトメトリー社および他国のライセンシー社が保有する画像ライブラリの相互使用も可能となります。

斜め写真の何をいまさら海外から技術導入のするのかと思いきや、5台のカメラで同時に撮影するシステムの技術導入だそうです。
プレス内容の、
・「高さ、距離、面積などの計測が可能」や
・「GIS(地理情報システム)ソフトとの連携が可能(ESRIやSIS等)」
といった文面から推測するには、写真の撮影位置・方位の標定なんかもやってくれるのでしょう。
このピクトメトリーという会社を調べてみたら、マイクロソフトのLive Search Mapsに斜め写真を提供している会社なんですね。
ということは、日本国内の斜め写真を同サイトで見ることができる日も近いのかもしれません。

Google Static Maps API の制限事項

一つ前の記事に「サーバサイドで画像の加工処理をすると面白そう」という趣旨のことを書いたのですが、IPアドレスによる制限があるために現実的ではなさそうですね。

Google Static Maps API の表示制限 – Cirius Lab.
Google Static Maps API ですが、「1ユーザあたり1日1000ユニーク画像まで」という制限があります。

というわけで、1ユーザーというのは、1クライアントIPアドレスになるようです。

ちなみに、APIKeyによる制限はリファラーを見てるっぽいですね。

GoogleのStaticな地図画像API

 Google Static Maps APIがリリースされていました。
JavaScriptでぐりぐり動くGoogle Maps APIと異なり、名前のとおり静止画像が返されます。
ですので、imgタグを使って地図画像を張ることができます。

これで何がうれしいのか?
JavaScriptに依存しないということは、使用できるプラットフォームの幅が大きく拡がります。
 第一に思いつくのがモバイルです。JavaScriptが使えないスタティックなWebサイト構築にも、Googleの地図を張り込むことができます。親切なことに、「maptype=mobile」なんてパラメータも用意されています。
 実は一部のマッシュアップサイトでは、このAPI相当のものを勝手に?使用しているケースがありました。こういったサイトも含めて、今後は大手を振ってサイト構築できることでしょう(笑)。
 さらには、スクリプト等のプログラム自体から画像を取得することができますので、この画像をさらに加工するという用途が思いつきます。
(※ただし、利用規約でこの使い方が許されているかは、まだ確認していません…)
 例えば画像の上に絵を描いたり、色調を変えてしまったりなどなど。これはGoogle Maps APIでも、タイルの仕様を解析すれば可能でしたが、より間単になったと思います。
 
 と思いましたが、画像4隅の座標を取得するには、メルカトル座標の計算とか必要なので、それなりに手間はかかりそうですね…

地図のラベル位置を機械が決めることができるか?

 地図のラベル位置を調整するのって、大変ですね。
というか手作業でがんばってるんですね。というお話。

地図は表現が勝負
シンボルの位置もゲレンデ的に自然な場所になってます。
ホテルのラベルも縦書きとかで位置調整してる。交差点名は足を出して処理。紙地図的でじつに素晴らしい。

 これを機械がやってくれたら、素敵ですね。というお話。

GIS的には
Yahooのホテル付近の例みたいな凝ったラベル位置調整を、汎用的なデータ(ラベルの表示位置を調整するような属性がほとんど入ってないもの)から、それらしく自動生成できるようなアルゴリズムとか暇ができたら考えてみよう*4。あと建物形状の中に表札を(計算で)綺麗に収めるようなアルゴリズムとか。そういうのの需要がある代表はやっぱり日本のような気がする。

 簡単な建物形状の中に収めるくらいならできそうですね。
でも意外と変な形の建物ってたくさんあるものです。
そういったものに完全対応させるためには、かなり骨の折れるプログラムを書く必要がありそうです。
 GISアプリのほとんどが海外製であっためか、細やかなラベル処理を汎用的に実現したものは見たことがありません。
おきまりの方法は、ラベルが(他のラベルや地物と)重ならない程度に間引きするという程度のものだったと思います。
その道の研究テーマなどにはよくあがっていたと思いますので、需要は昔から確実にあったのでしょう。
 GoogleMapsやらでこの世界のいろいろなことがドラスティックに変わりましたが、なかなか変わらない部分もあるものです。
とはいえ、この手のことに取り組むエンジニアの量も幅も拡がってきているので、GISエンジニアとは違う視点から、あっさりと実現させられてびっくりするのかもしれません。

ジオメディア新年会へ行ってきました

 先日書いたとおり、ジオメディア新年会へ行ってきました。
 この手の集まりへ参加するのはけっこう久しぶりでしたが、相変わらずの濃い面々からいろいろとネタを仕入れさせていただき、とっても有意義な時間を過ごせました。
 なかなか雰囲気の良いカフェが会場だったのですが、とにかく熱気と人の多さがすごかったです。50人くらいだったらしいですが、正直狭かったです(笑)
 ライトニングトークでは、ロカポさんの<これはすごい>な新しいサービス(近々発表予定?)や、シリウスラボさんからリリースされたついついツイッターの紹介などがありました。自分もさっそく使っている「ついついツイッター」ですが、日経産業新聞の一面(だったかな?)にも載ったらしいです。
 おなじみの面々が多かったですが、初めてお会いする方もけっこういらっしゃり、いろいろとサービスやアイデアの交換をさせていただきました。どこかしらで何か活かしていければなぁと思うしだいであります。
 
 こういった場を作っていただいたシリウスラボさん、Googa小山さん、ここギコさんには本当に感謝です。

白地図APIはかなり遊べそう

アルプスラボからリリースされました、ALPSLAB 白地図
こいつはかなり遊べます。
こんな感じの行政界で区切ったこんな感じの色塗り図を簡単に作れてしまいます。

なんといってもAPIを公開しているのと、レスポンスが非常に早い点がすばらしいです。
同じようなものを、MapServer+PostGIS+国土数値情報を使って実装したことがありますが、、、
このAPIを使えばあっという間ですね。
あとは、緯度経度を指定して画像を切り出したり、
町丁目界くらいまで対応してくれると、もう言うことがなくなりますね。

住所パワーAPI

しばらく見ないあいだに、住所パワーがいろいろバージョンアップしていました。住所に対するポイントが表示されるだけでなく、判定Aクラスとかでたり、コメントをいれたりできるようです。
そしてなんと、APIも公開されています。
これはいろいろ使えるだろうと思ったのですが、住所に対してポイントが返ってくるだけで、元になっている施設の情報などは取れないみたいですね。
日本中でポイント取得して、メッシュデータでも作ってみようかなぁ。。。

ぜんぶオープンソースで作る地図サイト

SDJさんのMapServerSolutionから、Mapserver開発キット「Nez(ネズ)」が発表されて、一年近くが経っています。
ブログをみると、かなり好調なようです。
MySQLライクなデュアルライセンスになっているので、ソースコードをダウンロードして見ることができるのですが、この構成がなかなかおもしろいです。
著名な地図関連オープンソースが綺麗に並んでいて、とてもセンスの良さを感じます。
この手のフリースクロール且つ図形の編集が可能なサイトを構築しようとした場合、
恐らく今一番妥当であると思える構成がピックアップされていると思います。
さらにそれらを連携する基本的な部分の実装がされていて、
地図データがあればすぐにサイト構築できるようになっています。
どんなオープンソースを使っているかというと、こんな感じです。
MapServer + MapScript– 地図画像の生成
Ka-Map – フリースクロールのインタフェース
PostgreSQL+PostGIS – 編集可能な図形データの格納
これ以外にも上記のソフトから参照するライブラリなどがあるので、詳しくはこちらに記述があります。
あとは、数値地図、国土数値情報、街区レベル位置参照情報あたりから、適当なものをピックアップしてバンドルしておくと、地図データを持っていない人もうれしいのではないでしょうか。
さらに、PostLBSのpgRoutingとgeocoder.jaも取り入れると最強かも。

地図サービスはまだまだこれから

ヤフーはオークション、Googleは検索–主要ポータル、利用時間構成で大きな差(CNET Japan)
ネットレイティングスは、2007年7月度のインターネット利用動向に関する結果をまとめ、発表した。「総利用時間」から主要ポータルの利用チャネルを見た場合、その利用時間構成比に大きな違いがあった。

ポータルサイトごとで、利用時間構成にけっこう違いがあるらしいという話です。
ネットレイティングス社のレポート
こうやってみると、地図サービスの利用時間は全然少ないですね。
-Google Maps 2%
-goo Map 2%
-YahooとMSN は圏外
ここに出ていないサイトの構成も気になるところです。
Livedoorなんかは、RSS ReaderやBlogなんかが強かったりするのでしょうか。
ポータルサイトといえば、
ニフティとか、プロバイダ系のポータルサイトがいろいろやりだしていておもしろいです。
これからは、Yahoo!がライバルです。(社長談)
http://www.nifty.com/yorn/
so-net web2.0 salon
http://www.so-net.ne.jp/web2/

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