地図のラベル位置を調整するのって、大変ですね。
というか手作業でがんばってるんですね。というお話。
地図は表現が勝負
シンボルの位置もゲレンデ的に自然な場所になってます。
ホテルのラベルも縦書きとかで位置調整してる。交差点名は足を出して処理。紙地図的でじつに素晴らしい。
これを機械がやってくれたら、素敵ですね。というお話。
GIS的には
Yahooのホテル付近の例みたいな凝ったラベル位置調整を、汎用的なデータ(ラベルの表示位置を調整するような属性がほとんど入ってないもの)から、それらしく自動生成できるようなアルゴリズムとか暇ができたら考えてみよう*4。あと建物形状の中に表札を(計算で)綺麗に収めるようなアルゴリズムとか。そういうのの需要がある代表はやっぱり日本のような気がする。
簡単な建物形状の中に収めるくらいならできそうですね。
でも意外と変な形の建物ってたくさんあるものです。
そういったものに完全対応させるためには、かなり骨の折れるプログラムを書く必要がありそうです。
GISアプリのほとんどが海外製であっためか、細やかなラベル処理を汎用的に実現したものは見たことがありません。
おきまりの方法は、ラベルが(他のラベルや地物と)重ならない程度に間引きするという程度のものだったと思います。
その道の研究テーマなどにはよくあがっていたと思いますので、需要は昔から確実にあったのでしょう。
GoogleMapsやらでこの世界のいろいろなことがドラスティックに変わりましたが、なかなか変わらない部分もあるものです。
とはいえ、この手のことに取り組むエンジニアの量も幅も拡がってきているので、GISエンジニアとは違う視点から、あっさりと実現させられてびっくりするのかもしれません。
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