WEBを共に愉しむ。

月: 2008年3月

受動系ソーシャルブックマーキングってなんだ?

受動系ソーシャルブックマーキング「ザッピング」というサービスを会社の人に教えてもらいました。受動系ソーシャルブックマーキングって、なんだかピンときませんが説明にはこんなことが書いてありました。

ブログやWebサイトから以下のデータを取得します。
* どんな検索ワードでブログにきたか
* そのワードできた人が何秒間サイトを見ているか
ブロガーさんにとっては、新たな集客のための導線となります。 また、検索エンジン対策(SEO)にも効果的です。

仕組みは理解できますが、実際に動いてる姿や導線を想像できない。というわけで早速はってみることにしました。
CNET Japan:ブログウォッチャー、タグ付け不要の「受動系」ソーシャルブックマークサービスを開始
運営元はリクルート子会社のブログウォッチャーさんなんですね。
ブログウォッチャーといえば、以前からSHOOTIというサービスもやっていますが、こんなことも書かれてしまっていたりして、どうなのか。

もっと自由に地図を使う – Open Street Map – 基盤地図情報

 GoogleやYahoo! に代表される地図APIの普及によって、地図を使ったWebサイトを作ることが本当に簡単になりました。しかしながら、昔ながらのGISをやってきた人間からすると、やはり出来合いの完成された地図の上に情報を載せるだけというのは、なんだか物足りなくなさを感じてきてしまうものです。
 かといって、自前で地図を持とうとすると、信じられない桁のお金が必要となってしまいます。
そんな時代がもう何年も続いてきましたが、いよいよ地図データを自由に使える時代がやってくるかもしれません。
 そんな期待をさせてくれるのだが、Open Street Map基盤地図情報です。
 OpenStreetMapは、いわばWikipediaの地図版といえるもので、ユーザーの手によって世界中の地図を完成させてしまおうという壮大なプロジェクトです。
 GPSのログからデータをトレースするというのが、ちょっとライトユーザーには敷居が高い気もします。
ベースになる航空写真だけでもなんとか用意してやって、簡易図化ができるような仕組みを用意してやると、ゲーム感覚で地図を作れるようになり、爆発的にデータが増えていったりしないかなとか思ったりします。
 もうひとつの基盤地図情報ですが、これはもうだいぶ前から騒がれていましたが「地理空間情報活用推進基本法」に基づいて公開される、国や地方自治体が整備した地図情報ということのようです。最初はかなり限定された地域のみの公開のようですが、これから果たしてどれくらい本気でデータを整備してくるのか、法律ができたからしょうがなくデータ整備しているだけなのか、今後が楽しみなところです。
 というわけでふたつのプロジェクトとも、使えるデータという意味ではまだまだのようなのですが、うまく互いが共鳴し補完しあえるような方向にいってくれないかなと他人事ながら考えていたりします。

日本でも斜め写真が見れるかも?

国際航業が米国ピクトメトリー社と斜め写真取得の技術ライセンス締結をしたようです。

http://www.kkc.co.jp/info/newsrelease/20080226/index.html
「ピクトメトリー多方向斜め画像取得システム」の日本での独占使用権と画像所有権、エンドユーザーへの使用許諾権を獲得すると同時に、ピクトメトリー社および他国のライセンシー社が保有する画像ライブラリの相互使用も可能となります。

斜め写真の何をいまさら海外から技術導入のするのかと思いきや、5台のカメラで同時に撮影するシステムの技術導入だそうです。
プレス内容の、
・「高さ、距離、面積などの計測が可能」や
・「GIS(地理情報システム)ソフトとの連携が可能(ESRIやSIS等)」
といった文面から推測するには、写真の撮影位置・方位の標定なんかもやってくれるのでしょう。
このピクトメトリーという会社を調べてみたら、マイクロソフトのLive Search Mapsに斜め写真を提供している会社なんですね。
ということは、日本国内の斜め写真を同サイトで見ることができる日も近いのかもしれません。

Google Static Maps API の制限事項

一つ前の記事に「サーバサイドで画像の加工処理をすると面白そう」という趣旨のことを書いたのですが、IPアドレスによる制限があるために現実的ではなさそうですね。

Google Static Maps API の表示制限 – Cirius Lab.
Google Static Maps API ですが、「1ユーザあたり1日1000ユニーク画像まで」という制限があります。

というわけで、1ユーザーというのは、1クライアントIPアドレスになるようです。

ちなみに、APIKeyによる制限はリファラーを見てるっぽいですね。

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