FOSS4G 2008 TOKYO というフリー&オープンなGISのイベントに行ってきました。
なんとなく、ジオメディアサミットの規模がイメージにあったため、それよりは人がまばらな印象でしたが、しばらく追っかけていない間にオープンソースGISは確実に進化していて、特にKMLやGoogle Maps等のタイル画像へ対応したソリューションが続々と出てきているのが印象的でした。
そして今回一番の目当てであったOpenStreetMapのことをいろいろとお聞きできたのは、とても収穫でした。「自分たちの街のことは、自分たちが一番よく知っている、だから自分たちの街の地図は自分たちで作る」というテーマは、最近の地域系ソーシャルサービスにもつながるところがあるなぁと思ったり。
自転車でGPSを背負ってデータを取ってくる話だとか、登山道とか整備できたら楽しいよね、みたいな話が出ていたので、matoyanさんのところのサイトのユーザーと、いろいろと一緒にできたら良いのかなと思ったり!?。
農業環境技術研究所の岩崎さんからは、歴史的農業環境閲覧システムの迅速測図公開までの裏話的な話がありました。自分が勝手に懸念していたパフォーマンスの点もちゃんと考慮がされていて(しかもかなりの苦労をされて!)公開にこぎ着けたようで素晴らしかったです。
研究機関などでは、研究成果としてこういった地理データがいっぱい眠っているらしく、自分も以前から思っていはいるのですが、なんとかこういったデータをもっとわかりやすく、一般の人たちの目に触れるところで公開できるようにできないかなぁと思ったりしています。
他にも、ポストマップの人がgogaの人になってたり、懇親会のライトニングトークで学生たちの活動がやたらと熱かったり、ジオメディアサミット忘年会の開催が決定?していたりと、
とても楽しいイベントでありました。
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