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タグ: 基盤地図情報

基盤地図情報のマッシュアップコンテストをやってはいかが?

CALTA Projectさんの記事を見て、これはと思ったのですが、国が提供する地理情報を元にしたマッシュアップコンテストがイギリスで開かれるそうです。

最優秀賞には£20,000が送られるそうですが、提供されるリソースが政府主導だけあって、バス停、駅情報など公的交通機関の情報や、輸送情報機関からの情報、ロンドン官報の情報、大学情報など、なんとも利用価値の高いものばかり。

日本でも地理空間情報活用推進基本法案(長い、、、)を背景にして、基盤地図情報の公開が徐々に進んでいますが、これといった活用事例も見当たらないような気がします、、、
つまらない委託研究開発みたいなものに予算をつけて無理やり開発をさせるくらいなら、ここはひとつ賞金を餌にして、マッシュアップエンジニアたちに任せてしまってはどうでしょうか?
こっち方面の関係者の方々、いかがでしょうか?

もっと自由に地図を使う – Open Street Map – 基盤地図情報

 GoogleやYahoo! に代表される地図APIの普及によって、地図を使ったWebサイトを作ることが本当に簡単になりました。しかしながら、昔ながらのGISをやってきた人間からすると、やはり出来合いの完成された地図の上に情報を載せるだけというのは、なんだか物足りなくなさを感じてきてしまうものです。
 かといって、自前で地図を持とうとすると、信じられない桁のお金が必要となってしまいます。
そんな時代がもう何年も続いてきましたが、いよいよ地図データを自由に使える時代がやってくるかもしれません。
 そんな期待をさせてくれるのだが、Open Street Map基盤地図情報です。
 OpenStreetMapは、いわばWikipediaの地図版といえるもので、ユーザーの手によって世界中の地図を完成させてしまおうという壮大なプロジェクトです。
 GPSのログからデータをトレースするというのが、ちょっとライトユーザーには敷居が高い気もします。
ベースになる航空写真だけでもなんとか用意してやって、簡易図化ができるような仕組みを用意してやると、ゲーム感覚で地図を作れるようになり、爆発的にデータが増えていったりしないかなとか思ったりします。
 もうひとつの基盤地図情報ですが、これはもうだいぶ前から騒がれていましたが「地理空間情報活用推進基本法」に基づいて公開される、国や地方自治体が整備した地図情報ということのようです。最初はかなり限定された地域のみの公開のようですが、これから果たしてどれくらい本気でデータを整備してくるのか、法律ができたからしょうがなくデータ整備しているだけなのか、今後が楽しみなところです。
 というわけでふたつのプロジェクトとも、使えるデータという意味ではまだまだのようなのですが、うまく互いが共鳴し補完しあえるような方向にいってくれないかなと他人事ながら考えていたりします。

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